安全性は? ディセンシア アヤナスの全成分チェック
ディセンシア アヤナスにはどんな成分が含まれているのか? 毒性はないのか? 気になりますよね。世の中には「敏感肌用」と言いつつも、実際は肌に刺激や毒性のある成分が使われている化粧品も少なくありません。だから配合されている成分や安全性を気にしすぎるということはないのです。
ディセンシアの化粧品には、肌へ刺激を与える可能性のあるアルコールは合成香料は使われていません。香りづけには天然のハーブや花など天然成分を使用しています。
また、あらゆる肌タイプの人に対してアレルギーパッチテストを行っており、乾燥性敏感肌を始め、混合肌や脂性肌の方でも安心して使えます。つまり、安全性への配慮がかなり高い化粧品といえます。
とはいえ、具体的にどんな成分が含まれているか気になるところなので、今回、アヤナスに含まれる全成分をチェック。安全性を調査してみました。
Contents
アヤナスの成分チェック
安全性S:安全性が高く毒性の心配がない成分
エチルヘキシルグリセリン
用途:消臭剤、コンディショング剤
消臭作用、防腐作用があり、化粧品やヘアケア製品などの安定化のために使用される成分。グリセリンの一種なので安全性が高い成分。
クエン酸
用途:防腐剤、pH調整剤
防腐剤やpH調整剤として化粧水や乳液、洗顔料などに幅広く用いられている。収れん効果により肌や毛穴を引き締める作用がある。
クエン酸Na
用途:緩衝剤、キレート剤、pH調整剤
収れん作用、保湿作用、角質柔軟作用があります。角質除去作用によりピーリング効果が期待できることから、ニキビ用化粧品に使用されている。食品にも用いられるほど安全性は高い成分。
カルボマー
用途:増粘剤
クリームの乳化やジェルの増粘剤として使用される成分。低刺激で保湿効果もあるため化粧品に良く使用される。
ステアリン酸
用途:油性基材
乳液やクリームの伸びや硬さを改善するために使用される成分。
、
水酸化K
用途:pH調整剤
石鹸や洗顔料の原料として使用される成分。アルカリ性が強いもののクエン酸と合わせることで中和されるため、毒性は低い。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
用途:エモリエント剤
植物由来の保湿剤。セラミド同様に高い保水作用を持つことからエイジングケア化粧品に用いられる。
水添ポリオレフィン(C6-12)
用途:合成ポリマー、増粘剤
合成ポリマーの一種。保湿作用があり化粧品に多く用いられる。
ポリHEMAグルコシド
用途:エモリエント剤
石油系由来ながらヒアルロン酸よりも保水効果が高く、保湿系化粧品に多く使用される成分。
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル
用途:エモリエント剤、増粘剤
使用感を向上するために用いられる成分。刺激がほとんどないため敏感肌用化粧品に多く用いられる。
PPG-24グリセレス-24
用途:溶剤、乳化剤
非イオン系の界面活性剤。乳化剤及び浸透性を良くする目的で用いられる。
オタネニンジンエキス
用途:抗炎症成分
別名チョウセンニンジンエキス。東アジア原産のウコギ科植物の多年草で、新陳代謝促進作用や抗酸化作用などがある成分。
紅藻エキス
用途:抗酸化成分
テングサ、オゴノリなどの赤色海藻から抽出したエキス。ミネラルや抗酸化成分を大量に含むため、アンチエイジング化粧品に用いられる。
コンドロイチン硫酸Na
用途:基材
保湿成分として化粧水や乳液、口紅など化粧品などに広く用いられている。化粧品を安定化させテクスチャーを向上させる。動物体内に存在する成分のため毒性はない。
ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
用途:油剤、閉塞剤
ビルベリー葉エキス
用途:抗老化成分
ブルーベリーの一種であるビルベリーの葉から作られるエキスで、肌内部のコラーゲンを増やしてくれ他、ヒアルロン酸の産生を1.4倍にも増やす効果が認められている。
プロパンジオール
用途:エモリエント剤
保湿性の高い植物由来のグリコールで、エモリント剤として化粧品に使われる。100%植物由来のため安全性は高く、PGの代わりにプロパンジオール が用いられるケースが増えている。
ベヘニルアルコール
用途:安定剤、界面活性剤
アルコールと書かれているがエタノールではなく油脂成分のため刺激はない。乳化安定性に優れ化粧水や美容液、乳液など幅広く化粧品に用いられている。
ラベンダー花水
用途:抗炎症成分
ラベンダーの花から抽出された蒸留水。細胞の新生を促進する効果や鎮静効果、抗炎症効果が認められている。香りも良く香料としても用いられる。
アミノプロピルジメチコン
用途:合成ポリマー
シリコンの一種で、アミノプロピル化したジメチコン。伸びがよく、化粧水や乳液、メイク用品や整髪料など用いられる成分。
キサンタンガム
用途:増粘剤
自然由来のカルボキシビニルポリマーで乳化の際の安定を高める成分。食品にも使われており、毒性や刺激の心配がほとんどない。
グリセリン
用途:溶剤、潤滑剤
水に溶けやすく吸湿性に富んでいるため、保湿化粧水や美容液に用いられる成分。食品にも使われており、毒性や刺激の心配がほとんどない。
コウキエキス
用途:抗炎症作用・抗酸化作用
クルミ科の植物「黄杞葉」から抽出されたエキス。肌内部で発生する炎症を防ぎ、肌の機能を正常化させる成分。
ジグリセリン
用途:保湿剤
グリセリンを精製したもので、グリセリンと同じく保湿剤として用いられる。美容液やジェルに使用される。
水添ナタネ種子油
用途:油剤、閉塞剤
ナタネオイルに水素を添加することで酸化しにくくしたもの。保湿剤として用いられる。食品にも使われており、毒性や刺激の心配がほとんどない。
セイヨウナツユキソウ花エキス
用途:収れん剤、消炎剤
収れん効果や消炎効果があるため、ヨーロッパでは古くから民間で使われていたエキス。タンニンが豊富で殺菌作用や抗酸化作用も強い。
セタノール
用途:乳化剤、安定剤
高級アルコールでツヤ出しや白色化効果が得られる。乳化安定作用があるため、化粧水、美容液、乳液、石鹸など幅広く化粧品で用いられる。
トコフェロール
用途:酸化防止剤
天然ビタミンE。脂溶性であり活性酸素を還元し、しわやたるみなどを防ぐ。血管拡張作用もあり結構を促進する。
ニオイテンジクアオイ水
用途:収れん剤、エモリエント剤
天然ビタミンE。脂溶性であり活性酸素を還元し、しわやたるみなどを防ぐ。血管拡張作用もあり結構を促進する。
フィトステロールズ
用途:油剤、エモリエント剤
植物から抽出されたステロール。保湿効果が高く、肌の調子を整える作用がありことから化粧水、美容液などエイジングケア化粧品に使われることが多い。
ペンチレングリコール
用途:防腐剤、溶剤
抗菌作用があり、パラベンの効果を強めるため代替品として、もしくは少量でパラベンを使用するために併用されることが多い。刺激が少なく安全性が比較的高いとされている。
リンゴ酸ジイソステアリル
用途:油剤、エモリエント剤
リンゴ酸にイソステアリルアルコールを結合させたエモリエント成分。顔料を満遍なく散らす機能により口紅に多用される成分。毒性はない。
ローズマリーエキス
用途:消炎剤、収れん剤
ローズマリーから抽出されたエキスで、収れん効果、保湿効果、抗酸化作用により民間療法で使用されてきた。フラボノイド、タンニンを含み、ニキビ用やアンチエイジングケア化粧品に配合される。
ワセリン
用途:基材、油剤 ヘアクリームやアイシャドウ、口紅など化粧品の基材や油剤として使用されている。石油由来の原料ながら刺激や毒性はない。
BG
用途:抽出剤、保湿剤、溶剤
ブチレングリコールの略称。食粒から成分を抽出するための抽出溶媒として使われることが多く、保湿・防腐効果を主としてない場合でも表記されることがある。
アルギン酸硫酸Na
用途:増粘剤、懸濁剤
多糖類で昆布などの海藻によく含まれるヌメリのある成分。そのため増粘剤や保湿剤として化粧品に用いられる。
セラミド2
用途:保湿剤
セラミドは11種類もあり、そのうちセラミド2は最も人の成分に近いとされる。高い水分保持機能があり、保湿剤として保湿系化粧品やエイジングケア化粧品に用いられる。
PEG-10ジメチコン
用途:乳化剤
ポリエチレングリコールとジメチコンからなる一般的な界面活性剤。化粧品の浸透性を高め毛髪のダメージを軽減するなどの目的で用いられる。
水添レシチン
用途:乳化剤
乳化剤として化粧水や乳液、美容液などに用いられる。保湿効果や浸透性を高める目的でも使用される。界面活性剤だが天然成分と同等の構造なので刺激はほぼない。
ペンテト酸5Na
用途:キレート剤、酸化防止剤
化粧品に混ざった金属イオンを不活性化させる目的で用いられる。毒性はほぼない。
フェノキシエタノール
用途:防腐剤
緑茶や玉露に含まれる天防腐剤。旧表示指定成分に含まれないためパラベンの代替品として用いられる。実用濃度では刺激はほぼない。
安全性A:安全性は高いが人により刺激を感じる成分
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
用途:合成ポリマー、閉塞剤
シリコンの一種。滑らかな肌触りが得られるため乳液、クリーム、ファンデーションなどの化粧品基材として使用される成分。
ジステアルジモニウムヘクトライト
用途:増粘剤
吸着作用、増粘作用がある。鉱物由来成分ではあるが、安全性が高く、化粧品などを低刺激化するために使用される。
シクロペンタシロキサン
用途:エモリエント剤
シリコンの一種。蒸発することで皮膜が形成され、独特のツヤが出る性質がある。ファンデーションなどには化粧崩れを防ぐ目的で使用される。わずかに皮膚への刺激が認められる。
PEG-400
用途:保湿剤、溶剤
粘度の高い保湿剤や溶剤として使用される。その保湿効果のため美容液やエイジングケアに用いられるが、同時に殺菌作用もあるためにニキビケアにも配合されている。
PEG-75
用途:保湿剤、溶剤
PEG400よりも粘性が弱い成分。PEGは軽度の皮膚刺激があるため、やや刺激を感じる場合がある。
ジメチコン
用途:合成ポリマー、閉塞剤
シリコンベース。洗面用化粧品や化粧品に含まれ、製品の伸びをよくし、皮膚に滑らかな印象を付与する。
PEG-150
用途:結合剤
皮膚の代謝を促進する効果がある成分。保湿力があり乾燥肌から肌を守る役割もある。
安全性B:安全ではあるが配合量が少ないほうが望ましいもの
ステアリン酸スクロース
用途:乳化剤
しっとりとしたテクスチャーにして、肌触りを滑らかにするために用いられる非イオン合成界面活性剤。皮膚への刺激を抑えるためにスクロースと反応させている。乳液や化粧水、整髪料などに使用される。
パルミチン酸スクロース
用途:乳化剤、エモリエント剤
ヤシ由来の脂肪酸で主に乳化剤として用いられる成分。皮膚への刺激を抑えるためにスクロースと反応させた非イオン界面活性剤。
オレイン酸ポリグリセリル-2
用途:乳化剤
オレイン酸とソルビットからなる非イオン合成界面活性剤。水と油の親和性を高めて油汚れへの洗浄効果を高める。洗顔料やニキビケア化粧品などに使われる。
ディセンシアアヤナスの成分は危険?安全?
成分を調査してみて、ほどんどの成分が安全性に問題のない成分であることがわかりました。特に基材となる成分や保湿成分については高い安全性が確認された成分ばかりです。
一部乳化剤(界面活性剤)に安全性Bの成分もありますが、こちらはBBクリームとアイクリームのみごく少量使用されており、化粧水、美容液、保湿クリームには使用されていません。
成分別に色をつけて見ると一目瞭然
以下は化粧水(アヤナス ローションコンセントレート)の成分です。安全性がSの成分は青、安全性がSでない成分は赤文字にしてみました。
一目瞭然ですね。成分は配合量が多いものほど前に記す決まりがあるので、安全性がSでない成分であってもほとんど微量しか配合されていないことが分かると思います。
アヤナスの防腐剤には何が使われている?
アヤナスには防腐剤としてフェノキシエタノールが使用されています。
フェノキシエタノールは防腐剤ですが緑茶や玉露から抽出された天然防腐成分であるため、ナチュラルコスメなどにも採用されているもの。
防腐剤って、無添加化粧品愛好家からは親の仇のように思われているケースが多いですが、防腐剤がなければ化粧品に雑菌が繁殖し、むしろ肌には最悪な結果を招きます。そういう意味では、天然成分であり、少量でもしっかりと雑菌からコスメを守るフェノキシエタノールは最良の防腐剤といえます。
アヤナスを実際に使って見て刺激はあるか?
かれこれ3ヶ月以上使っていますが、結論からいうとアヤナスの化粧水、美容液、クリーム、それにBBクリームいずにも刺激はありません(アラフォー・敏感肌&乾燥肌)。詳細はディセンシア アヤナスを1ヶ月使った体験談をご覧ください。
>>アヤナス公式サイトはこちらから<<
2019/08/17