【毒性判定】ディセンシア サエルの全成分チェック

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ディセンシアサエルはその売り文句通り、肌に刺激的な成分が極力少なく抑えられています。長年、敏感肌である私もサエルを実際に使用してきましたが赤みや痒みといった刺激を感じることはありませんでした。最初は恐る恐るでしたが、リピートして日常的に使い続けています。

そんなサエルの成分を気にしたことはなかったのですが、ふと「どんな成分が使われているんだろう」と気になりました。「刺激が少ない」「安全」と口コミされているとはいえ、実態がわからないものを使い続けるのも不安ですよね。そこで、サエルの成分と毒性を調べて一覧にしてみました

サエルを使ってみたいという方の一助になれば幸いです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※毒性判定は「自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典」(メタモル出版)を参考にしています。
※調査対象はサエル ホワイトニング ローション クリアリスト(化粧水)、サエル ホワイトニング エッセンス クリアリスト(美容液)、サエル ホワイトニング クリーム クリアリスト(保湿クリーム)。

サエルの成分チェック

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安全性S:安全性が高く毒性の心配がない成分

カルボマー
用途:増粘剤
クリームの乳化やジェルの増粘剤として使用される成分。低刺激で保湿効果もあるため化粧品に良く使用される。

クエン酸
用途:防腐剤、pH調整剤
防腐剤やpH調整剤として化粧水や乳液、洗顔料などに幅広く用いられている。収れん効果があるため肌や毛穴を引き締める作用がある。

クエン酸Na
用途:緩衝剤、キレート剤、pH調整剤
収れん作用、保湿作用、角質柔軟作用があり化粧品に用いられる。角質除去作用によりピーリング効果が期待できることから、ニキビ用製品にも使用される。食品にも用いられるほど安全性は高い成分。

水酸化K
用途:pH調整剤
石鹸や洗顔料の原料として使用される成分。アルカリ性が強いもののクエン酸と合わせることで中和されるため、毒性は低い。

硫酸Mg
用途:充填剤、乳化安定剤
吸湿性が高くファンデーションなどに使用される成分。保温効果もあるため入浴剤にも用いられる。

ワセリン
用途:基材、油剤
ヘアクリームやアイシャドウ、口紅など化粧品の基材や油剤として使用されている。石油由来の原料ながら刺激や毒性はない。

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
用途:エモリエント剤
ヒアルロン酸の保湿力を向上させた「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれる成分。保湿効果が高く化粧水や美容液に用いられる。

アラニン
用途:エモリエント剤
保湿効果があり、角質層を保護して肌に潤いを与えるために化粧水や美容液などに用いられる。

アルギニン
用途:アミノ酸、アルカリ剤
必須アミノ酸の1種で、コラーゲンの生成に大きく関わっているほか、乳化剤としても使用される。

アルニカエキス
用途:保湿剤
ハーブであるアルニカの根から抽出されるエキス。消炎、殺菌、抗酸化作用など複数の効果があるため化粧水などスキンケア化粧品に用いられる。

キサンタンガム
用途:増粘剤
自然由来のカルボキシビニルポリマーで乳化の際の安定を高める成分。食品にも使われており、毒性や刺激の心配がほとんどない。

グリコシルトレハロース水添デンプン分解物混合溶液
用途:エモリエント剤、結合剤、乳化安定剤
トウモロコシ由来の成分で、グルコースを結合させたもの。保水性が高いために化粧水や美容液などに用いられる。また皮膚に膜を作るため日焼け止めにも用いられる。

グリシン
用途:アミノ酸
非必須アミノ酸の一種。天然保湿因子を構成し高い保水力を持つ成分。体内に存在するため毒性はない。

グリセリン
溶剤、潤滑剤
水に溶けやすく吸湿性に富んでいるため、保湿化粧水や美容液に用いられる成分。食品にも使われており、毒性や刺激の心配がほとんどない。

コウキエキス
抗炎症作用・抗酸化作用 クルミ科の植物「黄杞葉」から抽出されたエキス。肌内部で発生する炎症を防ぎ、肌の機能を正常化させる成分。

コウキエキス-2
用途:抗炎症作用・抗酸化作用
クルミ科の植物「黄杞葉」から抽出されたエキス。メラニン生成を抑制してシミやそばかすを防ぐ働きがある。

コハク酸ジエトキシエチル
用途:溶剤、エモリエント剤
コハク酸とエトキシエタノールから抽出された成分。油性の成分が肌に膜を貼り保湿作用をもたらすほか、角質を柔軟化する作用もある。

シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
用途:油剤、感触改良剤
肌との親和性を高めて潤い感を生みための成分。化粧水などの皮膚や髪への浸透性を高める。化粧水、美容液、乳液に用いられる。

ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液
用途:毛髪補修・保湿成分
脂肪酸とアミノ酸から生成された界面活性剤。毛髪に対しての高い修復効果に加えて、肌にも皮膜を生成し潤いを高める。

セイヨウノコギリソウエキス
用途:抗炎症成分
セイヨウノコギリソウから抽出されたエキス。消炎効果、保湿効果、抗炎症効果にすぐれ、保湿やエイジングケア、日焼けのケアなどの化粧品に用いられる成分。

セタノール
用途:乳化剤、安定剤
高級アルコールでツヤ出しや白色化効果が得られる。乳化安定作用があるため、化粧水、美容液、乳液、石鹸など幅広く化粧品で用いられる。

セラミド2
用途:エモリエント剤
セラミドは11種類もあり、そのうちセラミド2は最も人の成分に近いとされる。高い水分保持機能があり、保湿剤として保湿系化粧品やエイジングケア化粧品に用いられる。

セリン
用途:エモリエント剤
シルクのタンパク質にある非必須アミノ酸の一種。保湿性にとみ美肌・美白効果があるほか、睡眠を促す効果のある成分。脳を作る成分でもあることからアルツハイマーへの効果が期待されている。

デイ・リリー花発酵液
用途:エモリエント剤
ユリ科の植物であるデイリリーの蕾を、酵母であるサッカロミセスで発酵して生成するエキス。抗酸化効果、抗炎症効果があり、シミの予防や改善を目的としてエイジングケアに用いられる。

濃グリセリン
用途:溶剤、潤滑剤
成分はグリセリンと同じだが、濃度だけが異なる。グリセリンは濃度が84%~87%であるが、濃グリセリンは98%以上。

ハトムギ発酵液
用途:油剤、保護剤、美白性 イネ科の植物であるハトムギから抽出された成分を発酵したエキス。豊富なアミノ酸を含み、保湿や肌色の改善効果のために用いられる成分。

ペンチレングリコール
用途:防腐剤、溶剤
抗菌作用があり、パラベンの効果を強めるため代替品として、もしくは少量でパラベンを使用するために併用されることが多い。刺激が少なく安全性が比較的高いとされている。

マロニエエキス
用途:保湿性、洗浄性
トチノキ科植物のマロニエから生成されるエキス。タンニン、クマリン配糖体、カテコールが豊富で消炎効果、収れん効果、血行促進効果により肌の状態を改善させる目的で用いられる成分。

ムラサキシキブ果実エキス
用途:エモリエント剤
クマツヅラ科の低木であるムラサキシキブの実から抽出されるエキス。 保湿効果と抗酸化効果に優れていることから美白化粧品などに用いられる。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)
用途:油剤、閉塞剤
グルタミン酸とフィトステロールで構成される油性エモリエント成分。抱水性と保湿性に優れ、化粧水・美容液・乳液などの化粧品に用いられる。

リシンHCI(リジンHCI)
用途:エモリエント剤
天然保湿成分に含まれるアミノ酸の一種。保湿剤や皮膚コンディショニング剤として用いられ、皮膚に柔軟性や弾力性を与える。

ローズ水
用途:芳香水
バラからエッセンシャルオイルを抽出する際に生成される副産物。収れん作用、消炎作用、 保湿作用などがあるほか、高い香りにより荒涼としても用いられる。

ローズマリーエキス
用途:消炎剤、収れん剤
ローズマリーから抽出されたエキスで、収れん効果、保湿効果、抗酸化作用により民間療法で使用されてきた。フラボノイド、タンニンを含み、ニキビ用やアンチエイジングケア化粧品に配合される。

用途:BG
抽出剤、保湿剤、溶剤
ブチレングリコールの略称。食粒から成分を抽出するための抽出溶媒として使われることが多く、保湿・防腐効果を主としてない場合でも表記されることがある。

α-オレフィンオリゴマ-
用途:油剤、エモリエント剤
水分の蒸発を防ぐための膜を張るためエモリエント剤として用いられる。美容液、乳液などに使用される。

グリチルリチン酸2K
用途:消炎作用
抗炎症作用と抗アレルギー作用を持つ成分。ニキビなど炎症による肌トラブル用化粧品に用いられる。抗アレルギー作用も期待できる。

アルブチン
用途:酸化防止剤、美白剤
美白剤。酵素チロシナーゼに働きかけてメラニン色素の生産を抑制し、シミやそばかすを抑える働きがある。美白化粧品に用いられる成分。

フェノキシエタノール
用途:防腐剤
緑茶や玉露に含まれる天然棒材。旧表示指定成分に含まれないためパラベンの代替品として用いられる。実用濃度では刺激はほぼない。

安全性A:安全性は高いが人により刺激を感じる成分

シクロペンタシロキサン
用途:エモリエント剤
シリコンの一種。蒸発することで皮膜が形成され、独特のツヤが出る性質がある。ファンデーションなどには化粧崩れを防ぐ目的で使用される。わずかに皮膚への刺激が認められる。

ジステアルジモニウムヘクトライト
用途:増粘剤
吸着作用、増粘作用がある。鉱物由来成分ではあるが、安全性が高く、化粧品などを低刺激化するために使用される。

ポリアクリル酸N
用途:増粘剤
水に溶けると粘性が現れるため化粧水や乳液の増粘剤として使用される。

メタクリル酸メチルクロスポリマ
用途:合成ポリマー、皮膜剤
ファンデーションや口紅などの化粧品に使われるビーズポリマー。油分を吸収するためサラリとした質感を出すのに用いられる。

ポリメタクリロイル-L-リジン
用途:合成ポリマー、保湿剤
ポーラ・オルビス化粧品研究所が開発したオリジナル成分。保湿性にすぐれ角質層のバリア機能低下を防ぐ目的で用いられる。

PEG-8
用途:合成ポリマー、溶剤
保湿成分。界面活性剤の作用を和らげる効果もある。

PEG-30
用途:合成ポリマー、乳化剤
保湿作用があるほか、乳化効果があることから肌の表面を滑らかに整えるために用いられる。

アスコルビルグルコシド/アスコルビン酸2-グルコシド
用途:酸化防止剤
グルコースをアスコルビン酸と結合させて安定化させた、美白有効成分として用いられるビタミンC誘導体の一種。化粧品のカタログなどでは「持続型ビタミンC誘導体」と呼ばれている。

POE・ジメチコン共重合体
用途:合成ポリマー、皮膜剤
皮膜効果のある乳化剤で、外部からの刺激から肌を保護しながら肌のキメを整える効果がある。

ジエチレントリアミン5酢酸5Na液
用途:キレート剤、酸化防止剤
化粧水に混じった金属イオンを除去するキレート剤。化粧水や美容液の色を改善するために用いられる。

プロピルパラベン
用途:防腐剤
広範囲の微生物を繁殖を防ぐ防腐剤。皮膚刺激が低いため化粧水、美容液、保湿クリームなど広範囲に用いられる。

メチルパラベン
用途:防腐剤
広範囲の微生物を繁殖を防ぐ防腐剤。pラベン類の中では刺激がもっとも少ない部類。美容液、保湿クリームなど広範囲に用いられる。

安全性B:安全ではあるが配合量が少ないほうが望ましいもの

ベンザルコニウムクロリド
用途:陽イオン界面活性剤
陽イオン界面活性剤で殺菌剤として使用される。殺菌・抗菌性に優れることから石鹸、シャンプーやリンスの基材、化粧品などに用いられる。

PEG(80)
用途:合成界面活性剤、洗浄剤
水と油の乳化を目的に化粧品ではよく用いられる界面活性剤。別名水添ヒマシ油。

オレイン酸ポリグリセリル
用途:合成界面活性剤、乳化剤
オレイン酸とソルビトールを結合させた非イオン界面活性剤。皮膚を洗浄し、保湿効果を高めることからニキビ用化粧品などに用いられる成分。

ショ糖脂肪酸エステル
用途:合成界面活性剤、乳化剤
ショ糖と脂肪酸をエステル結合させた乳化剤でマーガリン食品にも用いられる。石鹸や洗顔料、クレンジングなど多くの化粧品に用いられている乳化剤。

POE水添ヒマシ油
用途:合成界面活性剤、乳化剤 多くの化粧品で用いられるヒマシ油から作られる乳化剤。

ディセンシア サエルの成分は危険?安全?

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成分を調査してみて、配合されている成分は毒性の低いものばかりであることがわかりました。一部、乳化剤として安全性がB判定のものも使用されていますが、一般的な化粧品に広く使われている成分であり、ごく少量であることから問題はないといえます。

サエルの成分には保湿成分が多く配合されている

調べていて気づいたのですが、アヤナスの成分と比べるとかなり使用されている成分の種類が多いんですよね。実はこの多くが保湿成分なんです。

実に55成分中、全体の3割に相当する16成分が保湿成分なんですね。これに美白剤抗炎症剤收れん剤(=肌の引き締め効果)といった成分がたっぷり配合されているんです。

サエルはディセンシアのラインの中でも口コミ評価が高く、特にその保湿力が評判なんです(美白化粧品なおに)。成分表を見ればその理由にも納得がいきました。

サエルの防腐剤「パラベン」の毒性は?

サエルにはメチルパラベンとプロピルパラベンが使用されていますが、いずれも防腐剤としては毒性が低く安全性がかなり高い防腐剤として一般的に使用されているものです(防腐剤を使用しない化粧品は雑菌が湧きまくるので、私は絶対に使いません)。

また、成分表をみるとわかる通り、一番右下に表示されており、すべての成分の中でも配合量が最も少ないことがわかります。

サエル ホワイトニングローション クリアリスト:【有効成分】アスコルビン酸2-グルコシド/グリチルリチン酸2K【その他の成分】水/BG/グリセリン/コウキエキス-2/アルニカエキス/マロニエエキス/ハトムギ発酵液/グリシン/アルギニン/セリン/リジンHCl/アラニン/ローズ水/グリコシルトレハロース/水添デンプン分解物混合溶液/ローズマリーエキス/PEG(30)/POE水添ヒマシ油/水酸化K/PEG(80)/POE・ジメチコン共重合体/クエン酸Na/キサンタンガム/クエン酸/ジエチレントリアミン5酢酸5Na液/ベンザルコニウムクロリド/シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール/メチルパラベン

防腐剤の話をするとそれだけで1サイトできてしまうので割愛しますが、化粧品研究家のかずのけさんも

ある程度大きなメーカーや一般的なOEMの作っている化粧品であれば
この刺激性の懸念から防腐剤量にはかなり気を使っていて
出来る限り最小濃度の設計をしてくれています。
(中略)
『無防腐剤』にするということは
逆にそういうリスクを背負うということです。
こういうリスキーなことをされるくらいなら、
僕はパラベンもフェノキシもむしろ大歓迎なのです。

とおっしゃってる事からもわかるように、私も過度に反応するべき成分ではないと考えています。

サエルを実際に使ってみた使用感は?

化粧水の体験

一番大切なのは実際使ってみてどうかということ。私はプールの塩素やサウナでもカッサカッサ肌荒れするどこに出しても恥ずかしくない敏感肌ですが、サエルで荒れたことは一度もありません

それでも人によっては荒れてしまったり、かゆみが出ることもあると思います。もし、サエルの使用を検討する場合にはトライアルでお試しすることをオススメします(気に入らなかったら私がもらいます!)

サエルビッグバナー
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